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オンダリフティングを単独でお勧めするとき、ほかの施術を組み合わせるとき

痛みの少ないマイクロ波リフティングであるオンダが、どんな顔によく合い、どんなときにほかの施術をあわせて検討するのかを、診察室の基準でまとめました。

オンダリフティングを単独でお勧めするとき、ほかの施術を組み合わせるとき
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リフティング施術を調べていると、「この機器一つですべて解決するのだろうか」という疑問によく突き当たります。最近は診察室でも、オンダ(ONDA)リフティングについてこの質問を受けることがぐっと増えました。当院でもオンダを導入するなかで、どんな顔には単独でお勧めし、どんな顔にはほかの施術を組み合わせて設計するのか、自然と基準が固まってきました。今日は、その基準を原理から順を追ってご説明します。

オンダはどのような原理でリフティングをつくるのか

オンダは、2.45GHz帯のマイクロ波(Microwave)エネルギーを肌に届ける機器です。このエネルギーでコラーゲンのリモデリングを促し、脂肪細胞を破壊することで、ハリの改善と体積の減少を同時に狙います。オンダはイタリア語で「波」を意味するといわれ、その名のとおり、熱が皮膚の下に広がっていく方式が特徴です。

鍵は温度設計にあります。表皮の温度を5〜10度以内に下げる冷却システムを備え、誘電加熱方式で下層の真皮と脂肪層に効率よく熱を届けます。表皮のダメージを最小限に抑える構造なので、施術中の痛みは少ないほうだと報告されています。もちろん、感じ方には個人差があります。

二種類のハンドピースは、それぞれ違う役割を担います

オンダのハンドピースは大きく二種類に分かれ、それぞれ狙う層が異なります。

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ハンドピース狙う層主な効果合う部位
3mm真皮層スキンタイトニング、コラーゲン再生頬・頬骨・額のように脂肪層が薄いところ
7mm皮下脂肪層脂肪細胞の破壊、体積の減少二重あご・たるんだ頬肉・深部の頬脂肪

3mmのハンドピースは真皮層にエネルギーを集中させ、肌を引き締める方向に働きます。脂肪層が少なく、コラーゲンの再生が必要な部位に選択的に使います。一方、7mmのハンドピースは皮下脂肪層にエネルギーを集め、脂肪細胞を破壊するのに効果的です。

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そのため、二重あごやたるんだ頬肉、深部の頬脂肪のように、ある程度脂肪量がある方に7mmを適用すると、脂肪の減少とリフティングを同時に期待できます。二つのハンドピースを部位に合わせて組み合わせる設計こそが、オンダ施術の実際の技術だと言ってもよいでしょう。

論文が示す実際の組織変化

原理だけではピンとこないかもしれませんので、組織検査の結果もあわせて見てみます。

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論文の組織検査の写真を見ると、表皮は治療前後で大きな変化がありません。先ほどお話しした冷却と温度設計が表皮を守っている根拠です。

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一方、その下層では、脂肪細胞が破壊された様子(B、C)がはっきりと観察されます。破壊された脂肪細胞を処理する炎症細胞の出現もあわせて見られます。表皮は守りながら下層で変化をつくるという原理が、組織レベルで確認されたわけです。

リフティング機器ごとに熱を届ける方式が異なりますが、高周波(RF)系の原理が気になる方は、高周波リフティングの作動原理をまとめた記事もあわせてお読みになることをお勧めします。

オンダが得意なことと、苦手なこと

まとめると、オンダの強みは次のとおりです。

  • 痛みとダウンタイムの負担が少ないほうなので、日常への復帰が早いです。
  • 施術直後に肌が引き締まる変化を感じる方もいます。ただし、感じ方には個人差があります。
  • 中長期的には、コラーゲンのリモデリングによるハリの改善が期待されます。
  • 顔だけでなく、二重あご、二の腕、お腹など、さまざまな部位に適用できます。

だからといって、オンダがすべてのたるみを解決するとは申し上げません。たるみが強い方や脂肪量が多い方は、オンダ単独では十分なリフティングを得にくい場合があります。特に中等度以上のたるみがある場合は、HIFUや高周波(RF)系と組み合わせるコンビネーション設計をお勧めしています。

機器の性能も大切ですが、実際の結果を分けるのは、医師の施術経験とプロトコルの設計、そしてアフターケアだと考えています。同じオンダでも、どの層をどれだけ狙うかによって方向性が変わるからです。

複数の機器をどう使い分けているのか気になる方は、ウルセラとサーマクールの違いを扱った記事と、リフティング施術の選択基準をまとめた記事をあわせて参考にしていただくと、全体像がつかめるはずです。ご自身のたるみがオンダ単独でよいのか、コンビネーションが必要なのか迷う方は、今すぐチャットで相談するからお気軽にお問い合わせください。

オンダリフティングがよく合う方

診察室で私が特にオンダをお勧めするケースを、四つに絞ってみます。

  1. 痛みに敏感な方。過去にウルセラやサーマクールの施術中に痛みでつらい思いをされた方でも、ほとんどは麻酔なしで受けられるほど刺激が少ないほうです。
  2. 早い時期にハリの改善を望む方。結婚式やウェディングフォトのように近い予定を控え、施術直後の変化を望む方に適しています。
  3. 部分的な脂肪の減少とリフティングを同時に望む場合。二重あご、たるんだ頬肉、深部の頬脂肪の部位で、体積の減少とハリの改善を同時に期待するときに有利です。
  4. 短い施術時間と早い日常復帰が必要なとき。おおむね10〜20分前後で終わり、特別に長いダウンタイムなしで日常生活を送ることができます。

オンダと性格の異なるチタニウムリフティングとの間で方向性をどう分けるかは、チタニウムとオンダの選択基準を扱った記事に詳しく書いています。

費用はどう考えればよいか

オンダは高価なリフティング機器に属するため、まったく負担のない価格だとは言いにくいところです。ただし、具体的な費用はたるみの程度や部位、ハンドピースの組み合わせによって変わるため、ご相談のうえでご案内するほうが正確です。

何よりも、安すぎるところをまず探すよりも、ご自身の肌とたるみの状態に合ったリフティングを、医師と直接相談して決められることをお勧めします。同じ機器でも、設計とアフターケアによって経験は大きく変わるからです。オンダがご自身に合った選択かどうか、チャットで相談するから確認していただくこともできます。

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執筆:チョ・ミンギョル院長(皮膚科専門医、大韓皮膚科医師会 色素・ニキビ・酒さ・毛髪マスター認定)。詳しい経歴は医療スタッフ紹介でご確認いただけます。 初回公開 2025年6月9日 / 最終確認 2026-07-09

本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個人の状態によって適切な治療と結果は異なる場合があります。