블로그

右頬だけに現れた色素を肝斑と見分け、日光黒子として治療した診療記録

片方の頬だけにくっきり現れる日光黒子は、両側に広がる肝斑とは成り立ちが異なるため、まず診断を分けてからレーザーの方向性を決めた診療記録です。

右頬だけに現れた色素を肝斑と見分け、日光黒子として治療した診療記録
Table of Contents

皮膚科の診察室で色素に向き合うとき、私は病変に名前をつける前に、その色が顔のどちら側に、どんな形でのっているのかをまず確認します。今回ご紹介する方は40代後半の男性で、右頬だけに目立つ色素が気になって来院されました。一見すると肝斑のようにも見える色でしたが、分布を見た瞬間に方向性が分かれました。

片側だけにのった色素を日光黒子と疑う瞬間

肝斑と日光黒子(老人性色素斑)は、同じ茶色でも現れ方が異なります。肝斑は両側の頬骨や頬に左右対称に広がる傾向があり、日光黒子は片側に非対称に、はっきりした境界を描いて現れることが多いです。この方のように右頬だけに色が集まっている場合、私は肝斑よりも日光黒子をまず思い浮かべます。

image

image

もちろん、分布だけで断定はしません。色の深さ、境界の鮮明さ、表面の質感まで一緒に確認してはじめて、治療の方向性を決めます。同じ色素でも私が三つに分けて見る基準については、老人性イボ(脂漏性角化症)だと思って来院された色素を、診察室で三つに分けて見る話で詳しく解説しています。

肝斑と日光黒子、何が違うから治療が分かれるのか

二つの色素は、韓国語では名前が似ていて色も重なりますが、原因とアプローチは異なります。診察室で私が見分ける軸を整理すると、次のとおりです。

区分肝斑日光黒子
分布左右対称の傾向片側に非対称の傾向
境界ぼんやりとにじむ比較的はっきり
背景要因表皮と真皮の色素が絡み合う表皮のメラニンが局所的に濃い
アプローチ刺激を抑えて徐々にケア波長を合わせたレーザーで除去

この区別が大切なのは、日光黒子に肝斑の治療をそのまま当てはめると、反応がずれてしまうからです。なぜ日光黒子が単純なトーニングだけではきれいに消えにくいのかについては、組織学的に確認すべき点があり、その背景は日光黒子がトーニングで消えない理由を組織から見た記事で詳しく取り上げました。

同じ茶色でも、どこから来たのかが違えば、消す道筋も変わります。名前をつける診断が先で、機器の選択はその次です。

色が片側に集まっているからといってご自身で日光黒子と決めつけるよりも、まず診断を分けるほうが安全です。今すぐチャットで相談する

リポットレーザーでこの日光黒子にアプローチした過程

この方の右頬の日光黒子は、表皮にはっきりと位置するタイプでした。そこで、色素に選択的に反応するリポットレーザーで波長を合わせてアプローチしました。日光黒子を扱うときに私が機器よりも波長をまず考える理由は、日光黒子のレーザーを選ぶときに波長から見る理由にまとめています。

image

image

レーザー直後は、色素部分が一時的に濃くなったり、かさぶたのようになったりする経過がよく見られます。これは色素が表面に押し上げられることで現れる反応で、数日かけて自然にはがれ落ちる流れをたどります。回復の速さや反応の程度には個人差があります。

image

image

リポットレーザーを実際にどのように使うのか気になる方は、リポットレーザー施術のご案内もご参照ください。

消したあとのほうが、むしろ大切です

日光黒子は、消す瞬間よりも治っていく過程で結果が分かれます。傷が治りきる前に紫外線にさらされたり、かさぶたを無理にはがしたりすると、その部分に炎症後色素沈着が残ることがあります。そのため私は、施術後に次のようなケアをお願いしています。

  • かさぶたははがさず、自然にはがれるまで待ちます
  • 回復期は、いつも以上に紫外線対策を丁寧に行います
  • 刺激の強いピーリングや摩擦はしばらく控えます
  • 赤みが長く残ったり色が再び濃くなったりした場合は、再診で確認します

消したあとの回復期を私がどう見ているかは、日光黒子除去から2週間後にお願いしている回復ケアの方向性に続けて書いています。

image

色が片側だけに目立つなら

片方の頬だけにくっきりとした色素が見えるなら、まず肝斑なのか日光黒子なのかを見分けることをお勧めします。二つの色素は治療の道筋が異なり、誤ったアプローチをするとかえって反応がずれることがあるからです。費用は病変の状態によって異なるため、診察後のご相談でご案内します。

右頬のように片側に集まった色素が気になる方は、まず診断から一緒に確認していきましょう。チャットで相談する


執筆:チョ・ミンギョル院長(皮膚科専門医、大韓皮膚科医師会 色素・ニキビ・酒さ・毛髪マスター認定)。詳しい経歴は医療スタッフ紹介でご確認いただけます。 初回公開 2024年10月23日 / 最終確認 2026-07-09

本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個人の状態によって適切な治療と結果は異なる場合があります。